森博嗣 / / 中央公論新社 ISBN : 4120039447 スコア選択: ★★★★★ 6/23、購入・読了。 これは凄い。わりと私の予想は的中していたんじゃないかと思われるけれど、ここまでとは思わなかったし、不整合も沢山。 今日は忙しくて斜め読みしただけなので、もう1、2回読んでちゃんと考えよう。 思っていたのとは違ったけれど、ササクラが主人公なのもあって、嬉しい。 でも、もう本当にこのシリーズはこれで終わっちゃうんだなぁ。寂しい。 スカイ・クロラ森 博嗣 / / 中央公論新社 ISBN : 4120031586 スコア選択: ★★★★ ナ・バ・テア森 博嗣 / / 中央公論新社 ISBN : 4120035417 スコア選択: ★★★★ ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven森 博嗣 / / 中央公論新社 ISBN : 4120036448 スコア選択: ★★★★★ フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life森 博嗣 / / 中央公論新社 ISBN : 4120037398 スコア選択: ★★★★ クレィドゥ・ザ・スカイ森 博嗣 / / 中央公論新社 スコア選択: ★★★★ 5月の最終週で再読終わり。 スカイクロラ→ナバテア→ダウンツ→フラッタ→クレィドゥ→スカイクロラの順に。 映画に備えて&6月末に出る短編集に備えて。 このシリーズは最初のスカイ・クロラからハードカバーで、発売に沿って読んでいったので毎巻毎巻、前の話をほとんど忘れた状態で新刊を読んでいたのだけれど。 改めて通して読むと、やばい。訳分かんない。 「スカイ・イクリプス」で更に境界条件が提示される前に、今読んで引っかかったことと私の考えを。 ・ クリタ=カンナミなのか ・ ならば(時系列がこの通りなら)カンナミ→クリタ→カンナミを繰り返していることになる ・ クサナギがカンナミを自分の一部だと感じたのは何故か ・ ソマナカの言うとおり「クレイドゥ」後のカンナミがクサナギなのか ・ 「スカイクロラ」のクサナギはそれ以前のクサナギと同じなのか 「クレイドゥ」の「僕」が誰なのかに関しては私は一貫してクサナギ派。ただし意識としてはクリタに近い? 根拠としては、 ・ 「クサナギ」と呟いた後にサガラが「今名前を言ったわ」と言う ・ ソマナカが、クサナギの話題のあとサガラに「あなたが誰を匿っていようと」と言う ・ 「兵器」とまで言わしめるにはカンナミ・クリタでは弱い ・ カイが離反を許すにはカンナミでは弱い、カイの名前を知るのもクサナギならでは(サガラ、カイともに執着を示すことから内外ともにクサナギ) ・ ティーチャへの執着は、カンナミでは有り得ない ・ フーコが「あなたの前ではお酒は飲まない」と言っているけれどクリタの前では飲んでいたはず(クサナギの前で酔っていたことはあるけれど) ・ サガラが「子供の頃を思い出さない?」と言ったり一緒に寝たりするのは幼馴染だから ・ もしクリタで電話ボックスで殺されるのが現実ならば、フーコは彼の生死を知っているはず ・ サガラの「あなたに銃口を向けたことだけは後悔している」という言葉が、彼女にとってクサナギ>クリタである以上クリタに言うのでは「だけ」にならない 弱い点としては、 ・ フーコがクサナギと逃げる理由が無い ・ フーコへの執着はどこから来るのか ・ 「スカイクロラ」で、クリタが死んだのはカンナミが来る1週間前とあるがそれだとかなり辻褄が合わない(「クレイドゥ」で死んでまた戻ってきたか(ただしトキノ問題がある)、「クレイドゥ」の時点でクリタは存命か) ・ 「クレイドゥ」のクサナギ・スイトはすべて幻覚?何故「カンナミ」と呼びかける? ・ 問診中、「クサナギ・スイト」と言ったことに対する反応が薄い まぁ色々不都合を飲み込めばクサナギ説で納得は出来るのだけれど、あとはやはり「クレイドゥ」→「スカイクロラ」の移行について?「スカイクロラ」のクサナギは本当にクサナギなのか、あるいはカンナミがクサナギなのか。だとすれば「ダウンツ」のカンナミは何なのか。同じ夢だけれど、あの科学者は誰なのか。クサナギか、サガラか。 あとはやっぱりあれだけ仲の良かったササクラとクサナギに何があって、あるいはその変化をササクラはどう捉えているのか。 クサナギがカンナミを自分の一部と感じるのは、もしかしたらカンナミがクサナギの子供だからかとも思う。そうするとミズキの処理とミズキとカンナミが出会うシーンが引っかかるけれど、ミズキは本当に妹、とかでも可能かも。ティーチャに託した以上、子供の面倒をクサナギが見ているのはおかしい。 んーこの2週間くらいずっと考えてるけれど分からないことだらけ。 とりあえず考えるのには飽きたので、これ以上は「スカイ・イクリプス」を読んでから。絶対買っちゃうだろうな… 元々、飛行機好きだから好きだったシリーズだったけれど、通して読んでストーリィも好きになりました。 「スカイ・クロラ」はカンナミが好き。今じゃ謎を考えすぎて純粋に読めないけれど。 「ナ・バ・テア」は単純にクサナギがカッコイイ。 「ダウン・ツ・ヘヴン」が作品としては一番好き。クサナギとカンナミの邂逅が素敵。カンナミが素敵。あとあと、クサナギ機の整備のためにわざわざササクラが出張してきたときのシーンが好き!クサナギの喜びようとササクラの戸惑いようが。この2人の組み合わせは大好きだから「スカイクロラ」のよそよそしさが悲しい。 「フラッタ・リンツ・ライフ」にはあまり思い入れはないけれど、ミズキとかサガラとか、考察出来ることは沢山。 「クレイドゥ・ザ・スカイ」は分からないことだらけだけれど、自分が記憶喪失だったらそんな感じなのかも、という評価を聞いて、なるほどと思った。 さて、映画だけれど、飛行機に関してはとっても期待しています。ストール・ターンとか分かんないし。 しかしカンナミもトキノもクサナギも(ベリーショート以外無いだろ)全然私のイメージと違って、ストーリィもかなり違って2人のラブストーリーになるだとかラストが…とか文句をつけたいところはいっぱいあるけれど、とにかく…とにかく、とにかくササクラを女の人にしたのが許せない(笑)それだけでもう観るのやめようかと思っているけれど、うーん観ちゃう気がする。ああ、でもササクラ……… とりあえず、読んだ中で、素敵だった本。書かなくちゃ。
○金城武 ・ ゾンビーズシリーズ ・ 映画篇 ○伊坂幸太郎 ・ ゴールデンスランバー ○西尾維新 ・ 傷物語 ○辻村深月 ・ 凍りのくじら ○宮部みゆき ・ ドリームバスターシリーズ ・ ステップ・ファザー・ステップ +おおきく振りかぶって … 森 博嗣 / / 幻冬舎 スコア選択: ★★★★★ 4/24購入、4/25読了。 前回ブログに書いた本のあとに、引き続き金城さんの本を一通り読んで大はまりしてDVDも観て興奮しまくって、更にもちろん図書館シリーズの別冊(不安)も読んだのでそれらについて書かなくてはならないのだけれど気が乗らないので放置中。 しかしそんな中でもこいつだけは、 水 柿 君 シ リ ー ズ だ け は 書いておかねばなるまい、そんな感じで既にもうかなり影響されています。水柿君モードで飛ばしているので酷い文になりそうな予感(笑) ノベルスでもハードカバーでも、買うほど好きなやつはどんなに夜更かしになっても一晩で読むのだけれど、時々これだけは大事に読みたいと思わせるやつがいて、水柿君はそんな貴重な一例。他に何かあるだろうかと本棚を見上げてみたけれど思い当たるものはなかった。しいて言えば「xxxHOLIC」とかに近いかもしれない。あれは30分もかからないけれど。 もちろん水柿君シリーズだからほぼ内容は無い。メインテーマとしては、「日常」がミステリィ、「逡巡」が小説家なら、「解脱」はもう絶対にパスカルだと思う。最近はモリログアカデミィもろくに読んでないし作家としての森博嗣からは離れていたのだけれどまた興味が出てきたので読んでみようかな。 私は3冊の中では圧倒的に「日常」が好きで、その頃の純粋に謎に挑戦する感じのテイストが薄れてまぁエッセイ風な感じになってしまったのは残念。でもその分切れ味は半端無く増していて、もう物凄い。 最近色々あって落ち込んでいたのでテンションを上げようと色々したのだけれど、多分これを一回読む方が、テンションが上がるかはとにかくすべて些事に思えて達観出来るのではないでしょうか。 数十億あったら自分だったら何をするか、と考えてみたけれどやっぱり使い切れないだろな。 という訳で更に悟りを啓くため&1回では理解出来ない(パスカルの話だとしか認識出来なかった)のでとりあえずあと2、3回読んでみようと思います。どんな小説も1回読めば満足しちゃうのにこのシリーズだけは異様な耐久性を見せるなぁ小説なのに(にっこり) そのあとでしたらお貸ししますのでよろしければ☆ 本文中に、「『解脱』が『解説』と読み間違えられる可能性に一縷の望みをかけてみるのも一興か」ってくだりがあって、「おお確かに似ているなぁしかし間違えるかね」と思っていたら買った夜にママンが表紙を見て間違えていました。一縷! GO金城 一紀 / / 講談社 スコア選択: ★★★★ 4/8読了。 高校生の頃読んだけれど、SP見て金城さんブームがやってきたので再読。 直木賞?をとって映画にもなったやつ。在日韓国人の男子高校生の恋愛に関する話。 読んでから映画も観たけれどとりあえず本の話。 基本的に純文学というか清く正しい文学は苦手なため直木賞とか興味無いのだけれど(完全な偏見)、これが選ばれるならまぁ私に適さないものばかりではないのだと見直しました。 スピード感ある文体とか書き口が好み。頭の良い人じゃないと書けないんだろうな。 在日外国人の問題とか差別だとか、そういうものを扱っているのにそれを前面には押し出さないから読みやすくて面白いのに、読み終えると身につまされるところもあってメッセージ性に溢れてる感じ。ああこれが直木賞なのね。 # by aoinoue515 | 2008-04-16 00:30
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![]() by aoinoue515 スコア
記事として書く以上素敵だなと思う、評価している作品です。 ★ 一度でいい ★★ 一度触れればいいや ★★★ もう一度触れても良い ★★★★ もう一度触れたい ★★★★★ もう一度じゃ足りない くらいの好き度の違い。
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